福永武彦先生のBL要素ありの名作「草の花」について語ろう語ろうと思いながら、約10ヶ月の時が過ぎ去りました。
過ぎ去りました…が、今回は満を持しての「草の花」でなく、「草の花」の原型となった「慰霊歌」という作品の更に原型である「かにかくに」という作品について語りたいと思います。
BL・同性愛要素があります。以下、お気をつけ下さい。
続きを読む
2022年8月23日。
あの伝説のド変態小説、「給仕の室」が文庫になりました。
とりあえず、発売が判明した時点ですごい勢いでネット通販で予約し、本日無事に到着しました。
到着しましたが、遅読な上に明日も仕事があるので、ゆっくり読むのは少しずつになりそうです…😭
とりあえず今日は簡単にご紹介だけしたいと思います。
続きを読む
「少年」ネタが続いていてすみませんが、川端康成先生の「少年」㉔です。
「少年」の舞台の中学校(現在は高校)の百年史を入手してしまったんで、「少年」の時代に関係しそうなアレやコレをアレコレ紹介したいと思います。
「少年」の全ての始まり↓
前回↓
清野少年のその後(川端康成「少年」㉓) - うみなりブログ。
続きを読む
「少年」㉓です。
「清野少年は「少年」の後にどうなってしまったの…」「清野少年が幸せになれたか心配だ…」という声を聞きましたので、今日は清野少年のその後について詳しく書きたいと思います。
全ての始まり↓
前回の記事↓
昭和26年・目黒書店版「少年」(川端康成「少年」㉒) - うみなりブログ。
そろそろ(リンクを貼るのが地味に面倒くさいので)、「少年」関連のみでインデックス作ってブログのトップに貼り付けたいと思います…。(①まで遡るのが特に面倒くさい。)
BL・同性愛を題材とした作品の話題です。以下、お気をつけ下さい。
続きを読む
小川国夫先生「東海のほとり」の感想の途中ですが、臨時ニュースです。
タイトルのとおりです。
日下諗先生の「給仕の室」がなんと文庫になります!!
あの伝説のド変態小説がです!!!
「給仕の室」のあらすじなど、詳しくはこちら↓
まだ中央公論新社さんの公式ページやAmazonなどには載っていませんが、企画して下さったn様(神です!神様です!)のツイートで告知されました。↓
『給仕の室』の刊行予告が発表されました。表題作は今年文庫化され話題となった川端康成『少年』と並び称される近代日本文学の逸品。その他、14人の作家が20世紀前半に発表した初書籍化・初文庫化を多数含む傑作・名作・怪作目白押しのアンソロジーです。https://t.co/U99QnxFmwo
— n (@smb_g) 2022年7月4日
「給仕の室」以外に他に13作家の作品が載っているらしいですね。
他の作家さんは、少なくとも秋田雨雀先生と、綿貫六助先生(Twitterでお世話になりまくっている憧れのブロガー・メガネさんの一推し作家さんです。)の作品が収録されているそうです。
メガネさんのブログはこちら↓
todoroki-megane.hatenablog.com
秋田雨雀先生の作品は、もしかして、あの全く触れ合わない衆道物語「同性の恋」でしょうか⁈
「同性の恋」も書籍化されてませんから、文庫化するならめでたい限りですね!!ヽ(´▽`)/✨
他の11人が誰なのか、どんな作品なのか、楽しみすぎます!!
初書籍化・初文庫化作品が多数と言うことで、万が一石濱金作先生の「交友記、恋愛記」あたりが収録されていたら、もう、私、運を使い果たして年末あたりにタヒぬんじゃないでしょうか…。
石濱金作「交友記、戀愛記」(川端康成と石濱金作⑤) - うみなりブログ。
新字・新仮名遣いらしいですが、「旧字旧仮名が良かった…」とか、もうそんな細かいことは関係ありません。「給仕の室」を文庫として所有&腐教できることに意義があります。
とうとう鈍太ちゃんが皆のものになるんですよ…!!!(語弊のある書き方)
とりあえず、楽しみに続報を待ちたいと思います!
↑宜しけれはクリックお願いします🤲
毎日めちゃくちゃ暑いので、今日は海が出てくる小川国夫先生のBL要素ありの短編「東海のほとり」の感想です。(←多分暑く無くても語ったので、取ってつけたような前置き)
BL・同性愛の話題です。以下お気をつけ下さい。
続きを読む