うみなりブログ。

アラフォー腐女子が、BL要素のある文学作品をイラスト付きでゆるく紹介します。日本近現代文学が中心。BL・同性愛的な表現が苦手な方はお気をつけ下さい。

元艦これ提督が、艦これを辞めた時の話

艦隊これくしょん」(以下艦これ)というブラウザゲームがありますが、私もかつてはプレイヤー=提督でした。以下艦これ提督しか分からない内容かもしれません。

かつてというのは、もう3〜4年前、2期が始まった頃に辞めてしまったからです。もう全く触っていないので、現在どうなってるかは全く分かりません。可哀想に秘書艦の北上さんはずっと母港に放置されています。てーとくー、早く帰ってきてよー(涙)と呟く姿を思い浮かべるとちょっと可哀想ですが、また戻ろうとは思えません。

一応辞めるまでは、母港拡張以外は基本的に無課金でプレイし、イベントは全て甲でクリア、最終的に甲13まで行きました。

元々日本海軍が好きだったので、お馴染みの軍艦がキャラクターになっているだけでも非常に興味深かったです。始めたきっかけもその辺りからでした。

2013年の夏頃始めて、悪名高い2013年秋のイベントがイベント初参加で無事完走し、毎日自宅に居る時は艦これをやりながら他のことをやるような生活を送っていました。そんな感じでしたので、イベントに難易度制が導入された後にも当然ながら一番高い難易度でプレイし、無事にクリア出来た時にはやっぱりプライドも満たされ嬉しかったです。

それが、段々しんどくなっていきました。イベントは甲乙丙(後の方では丁も)の難易度選択式でしたが「甲でクリア出来なければ辞めた方が良い」みたいな謎の心境に陥り、イベントが苦痛になってしまったのです。乙や丙なら甲より楽にクリアできますが、甲でクリア出来なければ貰えないアイテムなども沢山あったのです。

艦これのイベントはWikipediaとにらめっこして先行プレイヤーの情報をしっかり把握しなければクリア出来ないような、ややこしくて難しいイベントです。回を重ねるごとにそれがどんどん酷くなっていきました。

クリアした時の達成感と引き換えに、ものすごい時間と労力を消費します。ただ、クリアした時の達成感は難しいイベントであればあるほど格別で、本当に麻薬のようなものでした。

プライベートで忙しくなった等も含めて辞める原因を挙げたら沢山ありますが、直接的な原因になった出来事は2つ。

①甲13個目のイベント(レイテ沖海戦をモチーフにしたイベント)が本当に長くて難しく、イベント参加に必須の資材が底を尽きそうになってしまい、泣く泣く途中のステージで初めて難易度を落としてしまったこと。最終ステージは甲でクリア出来たので甲勲章は貰えましたが、これまで途中のステージもずっと甲でクリアしてきた私にとって、これは物凄く悔しく情けない出来事でした。

②艦これ2期になって通常ステージがリセットされてしまい、また通常ステージを一からやらなければならなくなってしまったこと。

この2つで、今迄辛うじて保っていたモチベーションが完全に無くなってしまいました。

艦これを辞めて、はっきり言ってとても楽になりました。

艦これをする時間は楽しい時間であったのは確かですが、それ以上に苦痛を感じていたのだと思います。

イベントでクリア出来ないと仕事に支障が出そうなくらい落ち込んだり、家のことも疎かになったりと、日常生活に悪い影響を及ぼしていたのも事実です。

すっぱりと辞めてしまって、そこから一度もログインしていないことからも、やっぱり色々としんどかったんだろうなと思います。

たかがゲーム、されどゲームで、費やした時間や労力が大きければ大きい程、ギャンブルに似て辞めどきが見つからなくなってしまうものだと思います。私はほぼ課金していなかった為すっぱり辞められましたが、これで大金を費やしていたら辞めるのにも中々決心が付かなかったかもしれません。

戻ろうと思えない理由は、長期間に渡ってプレイしておらず、その期間に実装されたアイテムや艦娘を一切持って居ないことから、再度プレイするには物凄く敷居が高くなってしまったこともあります。けど、もう一度あのしんどい思いをしたくない、というのが一番の理由です。

楽しむ為に始めたゲームで、しんどくなるのは何かちょっと違いますよね…。

ここまで色々書きましたが、艦これで4〜5年間は物凄く楽しませてもらったのも事実です。楽しくなければここまで夢中にもならずに、しんどい思いをしてまでプレイはしなかったと思います。

このブログで気持ちを整理したことにより、あぁ、本当にこれで艦これを卒業したんだなぁ、という気がしてきました。

嫁艦の北上さん、他の艦娘達、本当にありがとう。

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