うみなりブログ。

アラフォー腐女子が、BL要素のある文学作品をイラスト付きでゆるく紹介します。日本近現代文学が中心。BL・同性愛的な表現が苦手な方はお気をつけ下さい。

「提督の決断」は2が好きなんです。②

光栄さんの歴史シュミレーションゲーム「提督の決断2」について語り始めたら止まらなくなってしまったので、まさかの2回目です。

まさか堀辰雄先生の「燃ゆる頬」の感想より長文になるとは…。

「提督の決断」は2が好きなんです。① - うみなりブログ。

さて、ゲーム内では拠点や基地を占拠する為には陸上部隊が必要となるのですが、陸軍は操作出来ない為、自前の陸上部隊である陸戦隊が必要です。また資源を自国に運ぶ為に輸送船が大量に必要になったり、戦闘で破壊された艦船や飛行機を直したり補充するためにやっぱり資源や資金が必要になったり、当時の日本マジで色々足りません。まだ家計も管理したことのない若い美空で、一国家の台所事情に悩む日々を送ることになりました。

とりあえず国家の台所事情を含めて総理大臣、大蔵大臣、外務大臣陸軍大臣と一緒に色々話し合う会議がゲーム内で月一で開催されるのですが、これがカードバトルでした。(大臣達がデュエル!とかやってるところを想像したらちょっと笑えましたが、そういうカードバトルではありません。)とりあえず出来るだけ多くの予算を分取る為に、無茶な要求をしてくる陸軍と血で血を洗うバトルを繰り広げることになります。

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↑有名なフレーズですが、これは1の画像ですね。2でも似たようなことをやっぱり言われます。

とりあえずラスボスはアメリカ軍でなく陸軍なんじゃないかと思うくらいなので、陸軍さえ会議で何とか出来たら、このゲームは割合色々上手く進みます。

あと、「占領サンフランシスコ」「占領ロサンゼルス」とかいう壮大な目標を掲げた陸軍の部隊がしょっちゅう輸送船に乗り込もうとしてきます。陸戦隊が居ない時には乗せてやっても良いのですが、陸戦隊が乗っている時まで粘り強く乗船を要求してきます。さすが日本男児、乗せてくれるまで諦めません。とりあえず適当な島に降ろしてやりますが、目的地とは違う場所だとまた乗せろと要求してきます。

そんな感じで操作に慣れて、ノーマルモードで長期シナリオをやっていた時にとうとうハワイ占領目前となりました。恐らくあと1時間くらいプレイすればハワイを占領できます。ハワイを占領するのは初です。ハワイを占領する為に今までコツコツ頑張って来たので、ここまで来れたことに感無量です。とりあえず夜も遅かったので、明日高校から帰ったら続きをやろうとウキウキしながら眠り、翌日ウキウキしながら帰宅しました。ウキウキしながら自転車を走らせている17歳の女子高生がまさかハワイを占領するのが楽しみでウキウキしてるなんて、誰も夢にも思いますまい。そしてウキウキしながらSFCのスイッチを入れた時に悲劇は起こりました。

セーブが飛んだのです。

FC、SFCではよくある悲劇です。数年後にFF4のラストダンジョンでも同じことが起こった時には泣きました。

数ヶ月掛けて攻略したデータが全て失われてしまいました。呆然としました。

その後同じくらいのモチベーションは二度と持つことが出来ず、当然ハワイは一度も占領できず、ちょっとずつ「提督の決断2」からフェードアウトしていったのでした。

ちなみにその当時入手可能だった1(SFC)と3(PS1)もプレイしましたが、操作方法等が同じタイトルとは思えないほど全く違った為なかなか馴染めず、ハマるまでには至りませんでした。4(PS2)は割と最近プレイしましたが、もっと別物でした。ですので2がやっぱり一番好きです。

このゲームで得たものは、太平洋戦争の時の日本海軍への興味と、提督の名前と軍用艦の名前と南方の地名の知識です。

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