うみなりブログ。

アラフォー腐女子が、BL要素のある文学作品をイラスト付きでゆるく紹介します。日本近現代文学が中心。BL・同性愛的な表現が苦手な方はお気をつけ下さい。

親知らずを4本まとめて抜いた時の話。

タイトルの通りですが、私は10年くらい前に親知らずを4本まとめて抜いています。

その時書いた日記がmixiから発掘されましたので、せっかくなのでブログにも載せておこうと思います。親知らずを4本まとめて抜く予定のある方や4本まとめて抜きたい方は、参考になるかどうか分かりませんが良かったらご覧ください。

とりあえず当時の日記をそのまま載せます。

10年前くらいから親知らずがあることに気付いてましたが、親知らずと奥歯の間に物が挟まる時とか、たまに伸びる時に気になるくらいでずっと放置していました。
数年前から抜いた方が良いかな、と思い始め、レントゲンも撮影していましたが、抜歯の恐怖に打ち勝てず、あと総合病院に予約して行かなければならないという面倒くささもあって、どうしても一歩踏み込めなかったのですが、三月下旬から右上親知らずがかつてないほどの違和感を醸し出してきたため、とうとう親知らずと戦う決意を固めました。

四本全部歯茎に埋まっている状態(上二本はまっすぐ生えているが半分以上歯茎に隠れている状態。右下は真横に生えていて半分以上歯茎に埋まっていて、左下は真横に生えている上に歯茎から一切出ていない)で、歯茎の切開が全箇所で必要なのもあり、抜歯の恐怖はかなりあったのですが、mixiの「親知らずを抜くのが怖い」コミュニティで見かけた「静脈内鎮静法」という方法が恐怖を克服してくれそうでしたので、とりあえず違和感が半端ない右側の上下だけ、そちらでやってもらおうと思いました。

静脈内鎮静法…静脈内に鎮静剤や鎮痛剤を投与し意識をぼんやりさせて、その効果が出てから口腔内に処置を施すため、患者は口腔内の治療の際にはぼんやりした状態で恐怖を感じず治療の経過を覚えていなかったり、人によっては寝たまま治療されるらしい。

で、市民病院に行ってその旨を話したら
「鎮静法だと入院になりますね」
と言われたので、少し考え、どうせいずれは左上下もやってもらおうと思っていたので、
「入院したら四本抜いてもらえますか?」
「できますよ(即答)」
という経過で入院することになりました。

仕事が怒濤の忙しさだったため、予約して一ヶ月後に入院になりました。その一ヶ月の間に親知らずの違和感は消え、四本抜歯はさすがに術後の痛み的にも冒険しすぎかと若干後悔し始めていましたが、もう予約してあるし頑張る!と腹をくくりました。

仕事の都合もあり、入院した当日に手術、翌朝退院というスケジュールとなりました。

入院当日9時以降は飲み食い厳禁の指示を守り、10時から入院しました。
飲み食い厳禁と言われてきましたが手術が3時くらいからなので、1時までは飲み食いしていいことに。12時過ぎに口の中を消毒すると言われ処置室に行き、歯と歯茎の境目を細い金属でこれでもかというくらいガリガリ掃除されたのでかなり痛かったです。かなり血が出ましたが、歯肉炎だからすぐに血が出るそうで、ちゃんと歯磨きをしたら治るとのこと。
病室に戻ったのが12:40くらいでしたが、昼ご飯が来ていました。せっかく口の中の消毒をした後に食べて良いのかと思いながら1時以降は飲み食い厳禁なので慌てて掻き込みました。
その後は手術までソワソワしながらベッドの上で過ごしました。
3時の手術の予定が3:20にずれ込みましたが、大きな遅れもなく、徒歩で手術室へ。

漫画とかドラマに出てくるような本格的な手術室でした。先生や看護師さんも6~7名いました。ただの親知らずの抜歯なのに申し訳ない気分になりながら、いざ手術台へ。
早速鎮静法の点滴が投与され、少しずつ意識がぼんやりして来ましたが、寝るには至らず、ある程度意識がある状態でした。歯茎に麻酔…痛い。なんか虫歯の治療みたいに上を削られている…痛い(後から抜いた歯を見たら歯茎から露出している部分を切断していたみたいでした)。口を開ける金具…痛い。下の歯はガリガリッゴリッという感じの衝撃…麻酔が効いてて痛くないけど結構な衝撃。あれ?なんか思っているよりも意識あるし痛いな、抜けた感覚はないけど抜けたのかなと思いながら手術を受け、ガーゼを口いっぱいに噛まされて終わりました。
鎮静法のせいでかなりぼんやりしていたので帰りはベッドで帰還。時間は1時間くらいと聞いていましたが、30分くらいで終わった模様でした。病室のベッドで抜いた歯を四本もらい、ちゃんと抜けたと実感しました。
二時間は安静に、と言われたので鎮静法の名残で少し眠ったりぼんやりしていました。
二時間経っても下唇の麻酔が抜けず変な感覚でしたが、一応ご飯(お粥みたいなやつばかり四種類)は完食しました。
歯磨きは流石に無理でうがい薬でうがいするに留めましたが、うがい薬が患部に当たると結構痛かったです。
麻酔は8時過ぎくらいに切れたようですが、痛み止めを飲んでいたので特に痛まず、朝までぐっすり。血もガーゼを外してから特にダラダラ流れることもなく順調でした。

今日の午前中に予定通り退院しましたが、抜いた箇所は痛み止めのおかげで、今現在もそんなに痛んでいません。良かった良かった。
とりあえず微熱は出てますが、明日も安静にする予定なので多分すぐ治るかと。

とりあえずずっと懸案だった親知らずと一気にサヨナラできてかなりスッキリしています。

日記はここで終わっています。

その後ですが、幸いなことにあまり痛んだり腫れたりせずに、落ち着いた記憶です。

日記の中には書いてありませんでしたが、手術中に先生が「この子すげー血が出る」とか言っていたのを今も覚えています。手術慣れしている総合病院の医師がそう呟くなんて、一体どんだけ出てたんだろう…。

結構パンパンに腫れる方も居るみたいですので、私みたいな軽症はレアケースかも知れません。「こんな軽症で済むんだ、ふーん、よし4本まとめて抜いたろう」とか軽々しく決断するのだけは絶対にお辞め下さい。自己責任でお願い致します。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村


人気ブログランキング

↑良かったらクリックお願いします。