うみなりブログ。

アラフォー腐女子が、BL要素のある文学作品をイラスト付きでゆるく紹介します。日本近現代文学が中心。BL・同性愛的な表現が苦手な方はお気をつけ下さい。

清野少年関係の論文を取り寄せた顛末① (川端康成「少年」⑫)

川端康成先生「少年」について色々調べていた時に、清野少年のモデル・小笠原義人さんに関する論文があるのをネットで知ったのです。

今回はその論文のコピーを取り寄せた顛末について書こうと思います。

川端康成先生「少年」12回目の記事となります。前の記事↓

川端康成「當用日記」④ - うみなりブログ。

随分記事が増えましたね〜…。もう私は完全に清野少年の虜です。清野少年の尊さを一人でも多くの方に布教する為に、今日もせっせとブログを書いています。何だか段々内容が明後日の方向に向かっている気がしなくもないのですが…とりあえず清野少年は今日もマジ天使です(私の脳内で)!

ネットで見つけたのは、片山倫太郎先生「川端康成の茨木中学後輩・小笠原義人に係る資料二点」と言う論文なのですが、2012年7月の「解釈」と言う学術雑誌に掲載されているそうで、普通の書店や公共図書館では見ることが出来なさそうなことも同時に分かりました。

しかし、そんな論文がこの世に存在しているなんて、もう気になって気になって仕方がありません。一体どのような資料なのかタイトルだけでは全く分からないので、余計に興味をそそります。

近くの大学図書館にはその雑誌が確実に存在しているのです。で、その大学図書館は通常なら一般人でも手続きさえすれば入館・閲覧・コピーが可能なことも知っているのです。

しかし、今はコロナ対策で大学関係者しか入館出来ないそうなので、どうしたもんかと考えました。

とりあえず最寄りの公共図書館に相談してみることにしました。

公共図書館で学術雑誌のILL(図書館間の相互貸出・複写サービス)をやっているかどうかすら分からなかったのですが(※大学図書館間では頻繁に行われています)、レファレンスコーナーで相談したら実費は掛かるけど可能だとのことでした。やった!公共図書館でも出来るならこれからは取り寄せし放題じゃん!取り寄せたい論文が今後もあるかどうかは不明だけれども!

到着には1ヶ月くらい掛かると言われましたが、半ば見るのを諦めていたので、取り寄せられるだけで大満足です。急いでないので全っ然大丈夫です!とニヤニヤしながら答えました。

同時に「清野少年の写真」の記事で紹介した資料、林武志先生「川端康成研究」も取り寄せてもらうことにしました。

川端康成「少年」の清野少年の写真 - うみなりブログ。

こちらは県内の別の公共図書館にあることが分かっていたので、間違いなく取り寄せ出来ます。こちらも1ヶ月くらい掛かるかもとのことでしたが、急いでないので全っ然大丈(以下略)。

そんなこんなで、ソワソワしながら待っていましたら3週間くらいで届きました。ウキウキしながら図書館で受け取って内容を確認しました。

小笠原家が大本教に入信した詳細な経緯がわかる資料という、中々にマニアックな内容でした。

さすが専門家…!

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すみません…ふざけ過ぎました…JOJOも好きなので、つい…。反省しています…。

肝心の論文の詳細は次回に続く!

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