うみなりブログ。

アラフォー腐女子が、BL要素のある文学作品をイラスト付きでゆるく紹介します。日本近現代文学が中心。BL・同性愛的な表現が苦手な方はお気をつけ下さい。

石濱金作・著作リスト

新感覚派作家・石濱金作先生の著作リストです。

今回のリストですが、「日本現代文学全集 第67巻 新感覚派文学集」(講談社、1968年)の石濱先生の年譜より著作物についてのみ抜き出したものをベースに、国立国会図書館の蔵書検索から個人的に把握した作品、「文藝年鑑」の執筆目録、戦前の雑誌や新聞の総索引などから把握した作品を合わせてまとめました。

第六次『新思潮』に掲載された作品に関しては、近代文学館より目次の複写物を取り寄せそれに基づいてタイトルを記載しました。

 

 

・大正○年△月→T○(西暦).△、昭和○年△月→S○(西暦).△のように年月を略してあります。

・作品名は「 」、収録されている雑誌名は『 』で記載しました。

・年譜や雑誌の総目次内に「評論」「随筆」等書かれているものについてのみ、併せて記載しました。

川端康成先生についてほんの少しでも書かれているものについては、末尾に★を付けました。「無常迅速」以外は本当にちょっとしか書かれていないものが多いのであまり期待しないで下さい。まだ私も探し途中ですので、他にも見つけ次第追記する予定です。

・現時点で判明している再録作品については、末尾に丸数字を付けました。丸数字は以下に対応しています。

①「新聞集成大正編年史 大正11年度版 中」(明治大正昭和新聞研究会、1984年)

②「葛西善蔵全集別巻」(津軽書房、1975年)

③「新聞集成大正編年史 大正11年度版 下」(明治大正昭和新聞研究会、1984年)

④「新聞集成大正編年史 大正12年度版 中」(明治大正昭和新聞研究会、1985年)

⑤「新聞集成大正編年史 大正13年度版 下」(明治大正昭和新聞研究会、1987年)

⑥「新進傑作小説全集 第14巻 南部修太郎・石濱金作集」(平凡社、1930年)

⑦「近代文学評論大系6大正期Ⅲ・昭和期Ⅰ」(角川書店、1973年)

国立国会図書館オンライン

⑨「日本現代文学全集 第67巻 新感覚派文学集」(講談社、1968年)

日本ペンクラブ電子文藝館

⑪「創作探偵小説選集 第2輯」(春陽堂書店、1926年)※1994年に復刻

⑫「日本小説集 昭和2年版」(新潮社、1927年)

⑬「君らの魂を悪魔に売りつけよ―新青年傑作選」 (角川文庫、1977年)

⑭「新青年傑作選集1推理編1(犯人よ、お前の名は?)」(角川文庫、1977年)

⑮「江戸川乱歩と13人の新青年 〈論理派〉編」(光文社文庫、2008年)

⑯「日本小説集 昭和4年版」(新潮社、1929年)

⑰「竹中英太郎(三) エロ・グロ・ナンセンス 」(挿絵叢書、2016年)

⑱「モダン都市文学 5巻 観光と乗物」(平凡社、1990年)

 

[著作リスト]

T10(1921).2 「痴人醉生」『新思潮』(第六次)創刊号

4「今はむかし」『新思潮』

5「春浅し」、「日曜の朝」『新思潮』

7「髪飾」『新思潮』

T11(1922).3「去就」『新思潮』

8「八月の創作評(1)『暗夜行路』其他」(新聞掲載)①

10「葛西善蔵研究」『新潮』②

「現代作家の文章を論ず(1)」『文章倶楽部』

11「里見弴氏の今昔」『新潮』★

12「文学青年といふ言葉」(新聞掲載)③

T12(1923).1 評論「ストリンドベルヒの「夢」西洋文豪の技巧研究1」『文章倶楽部』

3 随筆「清爽」『文藝春秋

4「西洋文豪の技巧研究2  ボルクマンの二階住ひ(イプセンの作劇術)」『文章倶楽部』

5「一夜」『文藝春秋

7評論「反抗と憂鬱と晴朗と」『新潮』

随筆「貧乏」『新思潮』

「七月文壇芸術派と無産派二人連評(1)」(新聞掲載・青野季吉との共著)④

8「文壇近時画報3(写真五葉)―文壇新進の人々」『文章倶楽部』(※作品ではありませんが、口絵に顔写真有り)

9「「狭き門」の研究(西洋文豪技巧研究3)」『文章倶楽部』

10「交友記、戀愛記」『新思潮』★

T13(1924).3 「落付いて!落付いて!」『藝術解放』

4「最近の菊池寛氏ー淋しさう」『新潮』

6「壊滅」『文藝春秋』⑥

8「パナマの客」『文藝春秋

「氣魂」『随筆』★

「文藝作品の味ひ方」『青年』

9「柳の市場の喜劇」『新東京』

「文藝作品の味ひ方」『青年』

10「ある戀の話」★、「新しき生活と新しき文藝(創刊の辞に代へて)ー戰爭」⑦『文藝時代』創刊号

「痣」『文藝春秋

「ショオの青年時代ー文豪立志伝の一つー」『文章倶楽部』

ドストエフスキーの翻訳「白痴」を春陽堂より刊行⑧

11評論「個人主義の展開」、「同人相互印象記」★『文藝時代』

「文芸新話 新しいといふ事」『文章倶楽部』

12「戀の危險」、「わが散文詩」『文藝春秋

「本年の小説壇(上)」(新聞掲載)⑤

T14(1925).1「最近の私」(「私の事(後継文壇諸家の一人一話録)」」『文章倶楽部』

「一、十三年度に於て特に注目したる作家  二、十四年度文壇に対する希望と予想」(※アンケート)『文學界』★

2「絹の靴下」(「私の得た最初の原稿料2」)『文章倶楽部』

3「闇夜の投石」『文藝の先駆』

8「小咄」『文藝時代』

「意見」『文藝春秋

9「ある死ある生」⑨⑩、「八月諸雑誌創作評」『文藝時代』

「秋の挨拶」「雷死」『文藝春秋

10「温泉雑記」★、「月評の代りに」『文藝時代』

11「五月の譜」『太陽』

T15(1926).1「肩」『文藝春秋

「大正十五年の文壇及び劇壇に就て語る」『新潮』

2「喜劇」⑥⑨、「同人日記 迎春」『文藝時代』

「男女の美」『文藝春秋

3評論「奇論の眞理」、「雑記」『文藝時代』

4「傾いた人格」『太陽』

評論「理性の文学」『戦車』

「タルホ・イナガキ君」、「不平論的慢話」、「合評会第二回」(※合評会で発言)『文藝時代』

5「新星」『文藝春秋

「結婚破壊時代」、「合評会第三回」(※合評会で発言)『文藝時代』

6「合評会第四回」(※合評会で発言)『文藝時代』

7「入學試驗前後」(新人十家の小品)『文章倶楽部』★

「青春挿話(A Fabel)ー稲垣足穂君へー」⑥、「合評会第五回」(※合評会で発言)『文藝時代』

「覗く」『辻馬車』

「雑筆」『不同調』

8「都會の幽霊」⑪、評論「怪奇なるものに就いて」、「エンタクに就いて」『文藝時代』

「真面目な話」『文藝春秋

「楽書」『文章往来』

9「文藝家と愛情(文藝講話)」『若草』

10「明眸有罪」(連作長編小説第五回)『文藝春秋

11「山徑」、「文藝時評 文壇雑文」『文藝時代』⑥★

12「私が本年發表した創作についてーこんな事では仕方がない」『新潮』

「文壇雑文」『文藝時代』

S2(1927).1 「ホテルと女優」『三田文學』⑫

「一、私の余技 ニ、娯楽に就ての趣味ー五十家ー」(※アンケート)『文章倶楽部』

「第一歩」『文藝時代』

「奇怪な舗道」『不同調』

「あひぞめ」『週刊朝日』(1.1)

「マイクロフォン」(※色々な作家の短文コメント)『新青年

「年頭感」(※アンケート)『文藝公論』創刊号

「同人雑誌諸兄に」『帝国大学新聞』(1/14付け六面)

2「A Romance on a Panama Hat」、「処女作時代を顧る 旧作に唾す」『文藝時代』

3「過渡期」『文藝時代』

「第十三号室の抱擁」『新青年

「大正十五年間に現れたる作品のうち、最も記憶に残れるものー五十三家ー」(※アンケート)『文章倶楽部』

「妻君に就いて」『手帖』

「妻と作家(小説)」『若草』

4 詩「蜜蜂と彼」『手帖』

6「我が銀座観 悲しき銀座」『若草』

7「新橋驛附近」『文藝春秋

8「洋行談」『文藝公論』

「文藝の變遷」『創作評論』創刊号

「悲恋(小説)」『若草』

「(創作欄)聖歌合唱」『創作時代』

9 追悼記「芥川先生」『手帖』★

「感想・意見」『創作時代』

11「七本の煙草」『新青年

12「東京・アレグロー都市空想」『文藝春秋

「1927年の文藝手帖 批評的に」『若草』

「小説十三篇(私が本年発表した創作に就いて)」『新潮』

S3(1928).1「本年の計画・希望などー九十一家ー」(※アンケート)『文章倶楽部』

「現代と作家的生活」『帝国大学新聞』(1/30付け六面)

「[評論・感想]ヘレニズムとヘブライズム」『創作時代』

2 「没落か再生か・智識階級は何處へゆくーもうきまつてゐる!」『文藝公論』

「新年創作評」『創作月刊』

「[文芸評論]新文学の立場(1) ―但し、作家の立場からのみ―」『創作時代』

3「二月創作評」『創作月刊』

「[研究・評論・感想]文芸評論 新文学の立場(二)」『創作時代』

4 「變化する陳述」『新青年』⑬⑭⑮

「文藝持評」『創作月刊』

「女・一年分(翻訳コント)」(J.ベァリントゥン作を翻訳)『若草』

「[評論・感想]新文学の立場(三)」『創作時代』

5「記録」『創作月刊』

「大學で開講せねばならぬもの」『帝国大学新聞』(5/21付け五面)

7「新しい悪魔」『若草』⑥

8「警句など」『創作月刊』

10「戀愛をどう取扱はう?(評論)」『若草』

「[創作]山間の宿」『創作時代』

11「節酒節煙の論」『帝国大学新聞』(11/26付け六面)

12「無駄な入獄」⑥⑯、「正宗白鳥(一頁作家論)」『文藝春秋

「おせつかい」『東京朝日新聞』(12/29付け八面)

S4(1929).1 「手品」『週刊朝日』(1.1)⑥

2「高層建築」『若草』

「福音について」(2.3)『週刊朝日

「私の一日 四十五家」(※アンケート)『文章倶楽部』

4「技の上達」『週刊朝日』⑥(4.28)

「或る部屋」『創作月刊』

「風雅なトリツプ」『令女界』

「学校の学校(或る日学校を観るー学校参観記)」★、「文藝春秋議会」(※文藝春秋の模擬国会に参加)『文藝春秋

5「文壇論」『帝国大学新聞』(5/27付け五面)

「<映画月評>「三週間」-観賞」『映画時代』

6「エレヴェーター事件」『新青年

「高子の希望」『若草』

「級友の悪心」『令女界』

7「大カッフェー時代」『文藝春秋』⑥

「<映画月評>「ワルツの夢」問答」『映画時代』

8「飛行機ー新形式主義作品」『詩神』⑱

9「銀座を歩く女性  パテ・ベビイ的風景」『婦人サロン』

11「藝術に於ける原子論に就いて」『帝国大学新聞』(11/4付け五面)

S5(1930).1 「新進傑作小説全集 第14巻 南部修太郎・石濱金作集」(平凡社)刊行⑥(月報に★)

「Wanted:Bald-Heads」『中央公論

「歌道天才」『週刊朝日』(1.1)

2「レモンの汁と香水の匂ひ」『令女界』

4「沖博士の堕落」『文藝春秋

「博学な誘惑」『週刊朝日』(4.1)

「感想のプリズム」『帝国大学新聞』(4/1付け四面)

7「戀愛保險」『文藝春秋

「エロスの片足」『中央公論

「嵐と未亡人」『若草』

9「私の意見」『文藝春秋

「私の妻は何故服毒した?」『婦人サロン』★

10「モダン紳士十戒」『モダン日本』

11「笑へ道子」『令女界』

「花嫁を迎へて」『婦人サロン』

12「没落者」『文藝春秋

「大阪カフェの東京侵略」『改造』

「名優の名優」『若草』

「ビールと万年筆」『犯罪科学』

S6(1931).1「打てば響く」(※アンケート)『新青年』★

「ヒステリー座談会」(※座談会に参加し発言)『婦人公論

5「僕の生徒達」『映画時代』

6「復讐された機智」『新愛知』(6/29付け朝刊三面)

8 「戀愛と曝露」『文藝春秋

「疑惑」『新青年

10「課長さんはお人好し」『キング』

11「〈秋の夜ばなし〉彼と彼女の食慾について」『婦人サロン』

12「師走無情」『新愛知』(12/18付け朝刊十面)

S7(1932).1 回想記「あの頃この頃」『文藝春秋』(十周年記念號)

「婚衣に包まれた母」『婦人倶楽部』

2「〈片恋四重唱〉初恋が片恋だつた」『婦人サロン』

3「ユーディットの彼女」『婦人公論

4「舌を出す芸(短篇小説)」『婦人サロン』

5「磁石と日本」『雄弁』

6「コント傑作集 雨に濡れて」『婦人倶楽部』

7「二夫人の悲愁」『文藝春秋

8「女給街に棲む」『オール讀物

11「豚と緬羊」『新青年』⑰

「失敗」『帝国大学新聞』(11/21付け五面)

「文壇ユウモア 兄の為めに弁ずー氷川烈氏にー」『文藝春秋』(12号)(※前号(11号)に載った氷川烈「書斎マルクス主義者の一群」に対する反論。また、氷川氏の「石濱兄弟の問題」がこの「兄の為めに弁ず」と同時に掲載されている。)

12「赤ん坊は要求す 嬰児行進曲」『新愛知』(12/11付け朝刊三面)

「不景気に勝て」『朝日』(博文館?)

S8(1933).1「由美子の戦術」『新愛知』(1/30付け朝刊三面)

2 「滿鐡を狙つた男」『オール讀物

「堅炭と軟か炭」『文藝春秋

4「成長?(ユウモア短篇集)」『新潮』

「わたくし雨」『新愛知』(4/10付け朝刊三面)★

5「美女魔」『新青年

「パパんとこ」『オール讀物

6「文壇ユウモア 番外手帖」『文藝春秋

7「墜落實記」『文藝春秋

8「娘自慢」『キング』

9「青春の墜落」『新青年

富士登山(小説)」『若草』

11「奇蹟」『文藝春秋

月不明「藝術家の手紙」『文芸創作講座 第3号』(文藝春秋社)

「文学に於ける現実性」『新文芸思想講座 第四卷』(文藝春秋社)

S9(1934).1 「三四年問答録」(※アンケート)『新青年

2 「子を盗み出しに」『文藝春秋

「戀母記」『行動』

小説「菊池寛」『モダン日本』

追悼記「池谷(信三郎)君の結婚披露式」『作品』

3「被虐症の女」『オール讀物

「葱と三輪車」『新青年

随筆「文壇華かなりし頃」『新潮』

5「突落された編輯者」『話』

6 川端・横光らと「池谷信三郎全集」全一巻を編んで、改造社より刊行。編集後記を記載。

7「遁走記(半助・みよ子)」『文藝春秋

「池谷の全集と私」『帝国大学新聞』(7/9付け五面)

8「鼻談義」『新青年

「ある中堅手の話(小説)」『若草』

10「作家の感想ー依頼、被依頼」『文藝通信』

「文学を志さなかつたら 僕の志望」(※アンケート)『レツェンゾ』

11「夢、破れ(小説)」『新潮』

12「一時代」『文藝春秋

「ずるしちや厭よ」『新青年』★

S10(1935).2 「我が交遊記ー夢二氏との交遊」『新潮』

「私の頁 閑文字」『若草』

「苦労が足りん」(※片岡鉄兵「苦痛」の書評)『帝国大学新聞』(2/25付け七面)

3 「まぼろし棋士」『オール讀物

4「不可解のこと(小説)」『若草』

6「粹と野暮」『文藝春秋

8「獨居日記」『文藝』★

9「その始め(小説)」『新潮』

「ざんげ日記」『新青年

10「良友悪友論」『文藝』★

「『春琴抄』と『ひかげの花』(書評)」『新潮』

月不明「無題」『橄欖樹 第2輯』(第一高等学校校友会)

S11(1936).1 「占者の審判」『新青年

2 「近所合壁」『文藝春秋

3「日記二三日」『文藝雜誌』(砂子屋書房

4「選擧ー左手利の女」『文藝』

「疳癪集」『文藝春秋

7「模型飛行機の發達」『文藝春秋

「勝敗(小説)」『若草』

11「愛のある作家、ない作家」『文藝春秋

12「貧しい心」『文藝懇話會』

S12(1937).3「新思潮時代」『帝国大学新聞』(3/31付け七面)(★※川端先生の名前が一応出てくるが、第六次『新思潮』についての話題ではない。)

月不明「表現とインテレクト」『日本現代文章講座 構成篇』(厚生閣)

S13(1938).1「浅春雑記(随筆)  事変とお産」『週刊朝日』(1.30)

3 「拙策の妻(小説)」『新潮』

S14(1939).6「文藝時評――女流作家の描くもの、外」『讀賣新聞』6/28〜7/1

9「家庭だより」『風報(第一次)』

10「馬だより」『博浪沙』

「淡路の風物」『旅』

「軍馬になるまで」『写真週報』(87)

「お好み再演 なんぢやもんぢや座談会」(※前編・座談会に参加し発言)『新青年

11「お好み再演 なんぢやもんぢや座談会」(※後編・座談会に参加し発言)『新青年

S18(1943).2「オウマ」『ミクニノコドモ』(※絵本のような形の薄い子供向け雑誌。絵本の文を書いている。)

4「農業と馬」『農村文化』

「馬強ければ国強し」『週刊朝日』(4.11)

S24(1949).4「競馬の眼」『オール讀物

S25(1950).5 「青春行楽記ー人間・菊池寛」『改造文藝』★

「無常迅速ー青春修行記」『文藝讀物』★

S30(1955).11 「川端君の若い頃」『現代日本文学全集37川端康成集』の月報(筑摩書房)★

S34(1959).3 「私の温泉行第一頁」『温泉』★

S36(1961).4 「熊を見る記」『ハイカー』

 

以上です!

自分で言うのも何ですが、結構頑張りましたよ、石濱先生!

 

間違いなくまだ抜けていますので、把握次第追記していこうと思います。

とりあえず、一般人が閲覧できる範囲内の第六次『新思潮』の分はコンプリートしました!

 

想像以上に沢山書いていらっしゃいましたが、現在図書館や古書などで比較的容易に入手出来て(Amazonのリンクが貼ってあるものがそうです。あと、国立国会図書館日本ペンクラブのはリンク先で一応全文読めます。)読めそうな作品はたった10作程度という悲しい事実…。

沢山読みたい方は、入手難易度は高いですが、⑥「新進傑作小説全集 第14巻 南部修太郎・石濱金作集」(平凡社、1930年)なら結構小説が沢山読めます。

私は県内で一ヶ所だけド田舎の図書館に所蔵があった為読めました(県立図書館にもないのに、何故かド田舎にあった)。図書館でもあるところにはありそうです。

(※追記→国立国会図書館に本登録していれば、デジタルコレクションで閲覧が可能になりました。他にもいくつか同じように閲覧可能となった作品があります。気になる方は国立国会図書館デジタルコレクションを検索してみて下さい。)

 

国立国会図書館から複写物を取り寄せて、以前よりも色々読みましたがなかなか良い味出していますよ。

機会がありましたら、触れられそうな作品にだけでも触れてみていただけたらとても嬉しいです。

目指せ!認知度アップ!そして石濱先生を推して語ってくれる人間が私以外にも出現することを願って止みません。

ということで、また多分石濱先生については事あるごとに色々語っていくと思います。

 

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