うみなりブログ。

アラフォー腐女子が、BL要素のある文学作品をイラスト付きでゆるく紹介します。日本近現代文学が中心。BL・同性愛的な表現が苦手な方はお気をつけ下さい。

世界のお札チョコレート

皆様は、「お金のチョコ」というチョコレートをご存知でしょうか。

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正栄デリシィさんという会社から発売されている50円くらいで買える駄菓子で、チョコレートとお札のカードが入っています。

今は「お金のチョコ」という名前ですが、私が高校生の時には確か「世界のお札チョコレート」という名前で売られていたように思います。

高校生の時の私は、このカードを集めることにハマっていました。

お札のカードを集めて特にどうこうしようと思った訳ではないのですが、とりあえずコレクションしてたまに眺めていました。

そしてパッケージには特に何も書いてなかったのですが、ある日突然スペシャルカードが出ました。スペシャルカードがあること自体知らなかったので、びっくりしました。

表が金色で、裏はいつも通りの紙。

もうちょっと!もうちょっと頑張って、完全に金色に出来なかったものだろうか!

高校の休み時間だったので、友人とこのキラカードについて散々ツッコミながらチョコレートを食べた、そんな切ない思い出です。

(今のお金のチョコのスペシャルカードはどんな感じなのか知りません。)

 

このお札チョコレートにはもう一つ思い出があります。

ある日父方の実家へ行き、近所の小売店に行きました。田舎の小売店なので食べ物、飲み物、雑貨、色んなものが並んでいて、売れてないものは何年前から置いてあるんだろう…みたいなお店です。そこに世界のお札チョコレートの別バージョンを発見したのです。普通のお札チョコレートより3倍くらい縦に大きくて、外国のお札の絵がパッケージになっています。えっ、もしかしてこれにはいつもの3倍の大きさのカードが入ってるの⁉︎と期待して即買いし、早速父の実家で開けました。

3倍の大きさという所は当たっていたのですが、縦に3枚外国のお札の絵が印刷されており、ハサミマーク付きの切り取り線が書いてありました。お札の縦横の比率もおかしいです。

もうちょっと!もうちょっとどうにかならなかったものだろうか!普通に1枚のお札が通常の3倍の大きさで良かったよ!つーかそれを期待してたよ!切り取り線で切ってもハサミマークがどっちにもはみ出るし、余計なことをしないでいただきたい!

一人で脳内でツッコミながら3倍の大きさのチョコレートを食べた(しかも売れ残りだったせいかあまり美味しくなかった)、そんな切ない夏の思い出です。