うみなりブログ。

アラフォー腐女子が、BL要素のある文学作品をイラスト付きでゆるく紹介します。日本近現代文学が中心。BL・同性愛的な表現が苦手な方はお気をつけ下さい。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

大口の本名(川端康成「少年」⑮)

あの…、小泉に続いて、大口の本名も何となく分かりましたので、聞いていただけますか…? 恒例の川端康成先生の「少年」関連の記事なんですけれども…。 川端文学館の記事を除いても、もう15回目だったりします。もういい加減「少年」の話題はうんざりだよ!と…

読み終わった本、今読んでる本

次のブログ更新まで間隔が大分開いてしまいそうなので、今感想を書いている読み終わった本や今読んでる本について書こうと思います。 ○読み終わった作品 岩村蓬「鮎と蜉蝣の時」 志賀直哉「廿代一面」 里見弴「善心悪心」「世界一」 ○今読んでる本 里見弴全…

川端康成文学館で入手した薄い本で萌え死にました。

こんな文章を見つけて動揺が隠せない管理人です。(※小谷野敦先生「川端康成伝 双面の人」(中央公論新社)より。)どーりで日記が大正7年から石濱だらけなはずだよ!こうなったら石濱金作先生についても調べなきゃ!そんな謎の使命感! 最近ブログの更新が滞っ…

川端康成文学館に行って来ました。

日記を読み漁って川端康成先生が夢○をした日(※)まで把握している変態が、とうとう川端先生の故郷にまで足を踏み入れるという新たな段階に突入しましたよ。(※本当に日記に書いてあるのです…。気になる方は新潮社の37巻組「川端康成全集 補巻一」の大正5年くら…

小泉君の本名(川端康成「少年」⑭)

ようやっと小泉君の本名が判明しました! とても嬉しいので記事にします! 小泉君って誰?と思われたかもしれませんが、また川端康成先生「少年」の話題です。14回目の記事だと思います。今のところこのブログはほぼ毎日更新していますので、私はほぼ半月に…

日下諗「給仕の室」の好きなシーン(「給仕の室」⑥)

初期白樺派・日下諗先生のSMとBL要素ありの変態小説「給仕の室」の記事、6回目です。川端康成先生の「少年」の記事の方がはるかに増えましたが(本編のページ数も関連書籍も段違いに多いですし…)、実はこの小説を語りたいが為にこのブログを開設したくらい私…

少女漫画雑誌「ぴょんぴょん」と「るんるん」

今日は古い漫画の話です。 「りぼん」「なかよし」等少女漫画雑誌にも幾つかありますが、私が小学校の時に一番好きだったのは「ぴょんぴょん」でした。

清野少年関係の論文を取り寄せた顛末② (川端康成「少年」⑬)

川端康成先生「少年」13回目の記事となります。こんなおばさんをここまで夢中にさせるなんて、清野少年も本当に罪作りな子ですよね…「子」って言っても私が産まれる前に80歳くらいで亡くなっている故人なんですけどね…。ということは、私はおじいさんをずっ…

清野少年関係の論文を取り寄せた顛末① (川端康成「少年」⑫)

川端康成先生「少年」について色々調べていた時に、清野少年のモデル・小笠原義人さんに関する論文があるのをネットで知ったのです。 今回はその論文のコピーを取り寄せた顛末について書こうと思います。 川端康成先生「少年」12回目の記事となります。前の…

親知らずを4本まとめて抜いた時の話。

タイトルの通りですが、私は10年くらい前に親知らずを4本まとめて抜いています。 その時書いた日記がmixiから発掘されましたので、せっかくなのでブログにも載せておこうと思います。親知らずを4本まとめて抜く予定のある方や4本まとめて抜きたい方は、参考…

里見弴「君と私と」②

里見弴(さとみ・とん)先生のBL要素ありの自伝風小説「君と私と」の感想2回目です。 1回目↓ 里見弴「君と私と」①(相関図付き) - うみなりブログ。 BL・同性愛の話題が含まれますのでお気をつけ下さい。

里見弴「君と私と」①(相関図付き)

今日になって急に読者様が増えて驚いています。ほぼBL文学と清野少年(もうBL文学とは別枠状態)とレトロゲームの話題しかないので、皆様何かお間違いではないでしょうか…と困惑しておりますが、本当に有難い限りです。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします!…

「提督の決断」は2が好きなんです。②

光栄さんの歴史シュミレーションゲーム「提督の決断2」について語り始めたら止まらなくなってしまったので、まさかの2回目です。 まさか堀辰雄先生の「燃ゆる頬」の感想より長文になるとは…。 「提督の決断」は2が好きなんです。① - うみなりブログ。