神奈川近代文学館・特別展「没後50年 川端康成展 虹をつむぐ人」
2022年10月1日(土)~11月27日(日)
はい、という訳で春に続いて秋も遠足に行ってきました。
春の遠足についてはこちらを参照して下さい。
日本近代文学館「川端康成展」感想と大正5年川端日記メモ - うみなりブログ。
現地で自由になる時間が4時間半くらいしか無かった為、色々慌ただしかったのですが、堪能して参りました。
神奈川近代文学館さんは高校生の時に行ったきりなので、○○年以上ぶりに訪れました。あれ?こんな場所にあったっけ?こんな雰囲気だったっけ?と浦島太郎状態で辿り着きました。
もう初めて来たと言った方が早いくらい、かつての記憶は忘却の彼方です。
_人人人人人人人人人_
> 初めて来ました!<
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とりあえず、横浜は人と坂がめちゃくちゃ多いですね!(田舎在住)
遠くの駅が最寄りのルートで小走りしながら往復した為、身体の衰えが著しい年頃の私は翌日無事に筋肉痛になりました。
そういえば今年6月から私もゲームの「文豪とアルケミスト」を始めまして、今回川端展とタイアップしてクイズラリーがやっていましたのでそちらも参加してきました。
川端先生にちなんだクイズが10問出題されて、全部解答すると最後にポストカードが貰えます。(スマホ必須。ゲームのスタート画面の提示と土日祝は予約が必要となります。)
入ったところに等身大パネルが😆
左から川端先生、菊池寛先生、横光利一先生です。皆イケメンです。
ゲームでは勿論川端先生を助手に設定して散策でお茶や食事や煙草を毎日のように貢いでいますが、当ブログではお馴染みの里見弴先生も可愛い系のイケメンとして登場するのでたまに里見先生にも貢いでいます😆
さてさて、川端展!
良かったです!
展示品がめちゃくちゃ多かったです!
普通に2時間は要ります!
大満足!
春の川端展より会場が広く展示品も多かったように思います。
序章 天涯孤独の少年
第1章 一高・帝大時代
第2章 新感覚派のころ
第3章 〈奇術師〉と呼ばれて
第4章 「雪国」の旅
SPOT 戦時下と敗戦
第5章 日本の山河を魂として
第6章 〈魔界〉への道
第7章 古都の美の中に
終章 ノーベル賞受賞とその死
という構成で、幼少期から亡くなるまでの品が順に満遍なく展示されていて大満足です。
学生時代の展示品は春のが多かったような気がしますね。とりあえず今回は執念でメモしなければならないような若い頃の未公開日記はありませんでした。
手紙や原稿類が全体的に多かったです。
川端先生が書いたものは、読みやすい文字とやや読みやすい文字と読みづらい文字の三種類があって別人が書いているみたいだなぁ…とか思いながら見ていました。(春にも同じようなことを書いたような気が…)
横光利一先生への弔辞の原本が良かったです。途中から文字が乱れている感じになり、書いている途中で色々な想いが込み上げて来たのかな…と伝わってきました。
11月に入ったら展示品が変わるみたいなのでちょっと気になりますが、遠方に住んでいる為私は行けないかもしれないです…。
川端ファンは行って絶対に後悔はしないと思いますので、是非会期中に足を運んでみて下さい。(ダイマ)
図録の通販もやっているみたいですので、行きたいけど行かれない!と言う方は売り切れる前に是非通販をご利用下さい。(ダイマ)
↑今回の戦利品。文アルのクイズラリーのしおりとポストカードも素敵です。
今回ついでに、神奈川近代文学館さんの閲覧室にもお邪魔して来ました。
こちらにはですね、戦前の貴重な本や雑誌が大量に所蔵されていて係の方に頼むと実際に手に取って見ることが出来、申し込みすれば1枚40円で複写(モノクロの場合)をして貰うことが出来ます。
目的は勿論、読んだことがない石濱金作先生の作品をコピーすることです。
時間が無さ過ぎて目的の雑誌全てを閲覧することは出来ませんでしたが、大量に未読の石濱作品を入手して大満足でした。(川端度の高いやつは無かったのは残念です…。)
40枚くらい複写していただきました。
他に利用者が一人しか居なかったとはいえ、大量に書庫から出して複写していただき、本当に有り難うございました!!遠隔複写でも度々お世話になっております!!今後とも宜しくお願い致します!!(土下座)
これに伴い、石濱先生の著作リストを更新しましたので、気になる方はご覧下さい。
特に更新履歴は書いておらず、見た目も変わり映えがしないので、何処が変わったかは良く分からないかもしれません。私も何処を更新したか分からないくらい変わり映えがしません…。
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