うみなりブログ。

アラフォー腐女子が、BL要素のある文学作品をイラスト付きでゆるく紹介します。日本近現代文学が中心。BL・同性愛的な表現が苦手な方はお気をつけ下さい。

BLゲーム「給仕の室」を製作(追記あり)(「給仕の室」④)

して下さいませんか!誰かー!自分で作りたいけど、ゲーム作りのノウハウが全くないので自分で作ろうと思ったら少なくとも10年はかかりそうなのです…!

「給仕の室」のエンディング後はマルチエンディング形式のBLゲームになると思うのです。しかもR18指定です。

いや、「給仕の室」はあの終わりだから素晴らしいということは解っています!解っていますが、妄想が止まりません!

ということで、「給仕の室」のエンディング後をR18指定BLゲームに見立てて考えてみます。

本日も出だしから狂っていて申し訳ございません。

日下諗先生の「給仕の室」について語るのは今回で4回目です。

この記事から読んでも全く意味が分からないと思いますので、是非過去記事から読んで下さい。

前回はこちら↓

「給仕の室」その他気になることなど(「給仕の室」③) - うみなりブログ。

さて、早速始めましょう。

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小説本編のエンディング後ですが、まず、主人公がいじめをやめられるかどうか。そして鈍太の主人公への好感度で大きく4つに分岐しそうです。

という訳で、グッドエンドが見たい場合は本編の終了までに出来るだけ好感度を高めておく必要があります。基本的にはいじめを行うと好感度が下がり、優しくすると好感度が上がると思っておいて下さい。

ちなみに階段での傷害事件と風呂での気絶は強制イベントですので、どのような選択肢を選んでも回避出来ません。(お前はさっきから一体何を言っているんだというツッコミは一番最後に纏めてしていただいた方が、この記事は特に読みやすいと思います。)


A  いじめをやめられない場合

1.鈍太の好感度・低

殺害エンド

そのまま勢い余って殺害…。救いがない。選択肢によっては痛々しいR18シーンが見られそう。というか日下諗先生が続きを書くならこれになりそうです。だから最後に猫が絞め○される「お島と猫」が書かれたのではないかと。ということで、バッドエンドですが、ある意味正規ルートです。一度は見ておきましょう。

2.好感度・高

泥沼SMエンド

鈍太が実は真性のドMで、本編より更にヤバいSMな関係に突入。このルートでR18シーンが見られるよ!とりあえず主人公と鈍太が幸せそうですので、グッドエンドです。このルートに入る為には、本編終了までに好感度を上げると同時に適度にいじめてMっ気を満たしておく必要がありますので、やや難易度が高いです。

B  いじめをやめられた場合

3.好感度・低

没交渉エンド

鈍太が退職して音信不通とか普通にありそう。

4.好感度・高

ラブラブ和解エンド

一番ありえないけど、一番妄想してしまう…もともと主人公は人の好い性格のようなので改心して優しさに全振りしたらと思うと、本編からは想像もできないような優しいストーリーになりそうです。そういう幸せそうなのも良いじゃないですか。このルートでもR18シーンが見られるよ!本編から考えるとこの展開は一番ありえないのですが、SMに興味のない普通の性癖の人にとってはこのルートしかグッドエンドがありません。とりあえず本編終了までに好感度を上げるだけ上げておいたら割とすぐに見られると思います。

あと他に選択肢によっては

5.倍返しだ!○沢直樹エンド

鈍太がいじめをした相手全てに仕返しをするが、あまり痛快なことにはならなさそうな微妙なエンド。

6.一番ヤバいやつ

実は主人公以外の同僚全員が鈍太と関係を持っていたという、薄い本が厚くなりそうな展開に。当然R18です。

7.濱田ルート

主人公達の上司、濱田さん(25)の目線で物語が進む。登場人物のところで書いた「いじめには加担しておらず、面倒で傍観していた」という設定だと、濱田さんはどのように行動するのか。主人公の暴走を止められるのは上司である濱田さん、あなただけ(なはず)ですよ!見事いじめを解決出来たら、鈍太が仔犬のように懐いてきてくれます。

8.キレもの鈍太、蟻地獄ルート(※2021.11.20追記)

主要なエンドを見た後に出てくるルートです。実は鈍太は頭の切れる賢い子で、主人公が鈍太のことを好きな以上に主人公のことが好きで、阿呆ないじめられっ子を演じて主人公の気を引こうとしていたという意外なルートです。主人公は完全に鈍太の手の上で転がされて、蟻地獄に引き込まれていたのです。全て鈍太のシナリオ通りですが、風呂での気絶までが本人の意図であったか、想定外であったかによって分岐があります。また、暴力的になるのと優しくなるのがコロコロ変わる主人公の気分までは読み切れなかった為、主人公を完全に御し切れてはいません。それを御そうとして鈍太も主人公にますますハマると言うWの蟻地獄構成となっております。

何とこちらのルートは私以外の方、Twitterでお世話になっている鰤臼さんが考えて下さいました!ありがとうございます!鈍太は仕事も他の人もどうでも良く、主人公にしか興味がなくてそんな所業を行っているというのが、もうヤンデレ一直線な感じで素晴らしいです。

こんなことを今日も真面目に考えている自分…。夏の熱さにやられたせいでしょうか。可哀想にと思った貴方。安心して下さい。元からです。

BLゲーム「給仕の室」続報(「給仕の室」⑤)