本日11月21日は石濱金作先生の命日です。
石濱先生を偲んで、珍しく小説を書いてみました。
「川端と石濱」でナンバリングしましたが、今回は特に史実のエピソードの紹介ではなく完全に私個人の創作です。
以前のナンバリングはこちらに収納してあります。↓
前回の「少年」の漫画に引き続き、私の個人的な創作で申し訳ございませんが、ご興味とお時間のある方だけお付き合いいただけましたら幸いです。
《ご注意》
・完全にフィクションです。川端先生と石濱先生をモデルにしていますが、史実の出来事並びにご本人とは一切関係ございません。
・小説を書き慣れていない為、色々お見苦しい箇所がございます。
・SS名刺メーカーさんを利用して作成いたしました。
以上です。
ご覧いただき、ありがとうございました。
晩年の石濱先生をモデルにしましたが、内容はフィクションです。
まだほとんどの状況を把握していない為これまでの「川端と石濱」のナンバリングでは触れていませんが、私が調べた限りでは川端先生と石濱先生は昭和25年以降に没交渉になってしまったようです。とても仲が良さそうだったのに何故…。
この件については、もう少し調べたり纏めたりしていずれ別記事にしたいと思っています。
とりあえず二人が没交渉になってしまった後をイメージして書きました。
何故没交渉になったかも分からないので「喧嘩した」という部分から何から妄想です。
正しいのは石濱先生が亡くなった日と死因、川端先生のノーベル賞受賞の事実だけです。
タイトルの「いまはむかし」は、石濱先生のデビュー二作目「今はむかし」(第六次『新思潮』大正10年4月)から、書き出しの「聖人の如く清浄な…」は、石濱先生の随筆「入学試験前後」(『文章倶楽部』大正15年7月)の中の文章から勝手にお借りしました。
(没後50年以上経ってこう書くのが正しいか分かりませんが)石濱先生のご冥福を心よりお祈りいたします。
没交渉になってしまった後も、心のどこかで再会を二人共が願っていてくれてたらな、と思います。
今頃仲良くあの世の裏町を二人で散策してくれていますように。
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