近現代BL文学
本日は堀辰雄先生のBL要素のある名作「燃ゆる頬」について感想を書こうと思います。 BL要素のある日本近現代文学では割と有名な作品で、今年に入って発売された「少年愛文学選」(平凡社ライブラリー)にも収録されていました。 著作権が切れているみたいなの…
川端康成先生「少年」の記事、10回目です。 前の記事↓ 川端×清野はR18な関係になりえたか?② - うみなりブログ。 「少年」関連の記事は一旦区切りにしたつもりだったんですが、図書館に取り寄せを依頼していた本が届いて、とうとう清野少年のモデル・小笠原…
R指定BLゲーム「給仕の室」の開発中画面をご紹介します。 ※このゲームはなるみの脳内でのみ開発されています。実際に製作販売の予定はありません。※ 日下諗先生「給仕の室」の話題5回目でございます。今回は完全に妄想ネタです。 「給仕の室」関連の記事を読…
この記事のタイトルを見て、「え?「坊っちゃん」を?「こころ」じゃなくて?また変人腐女子が訳の分からないことを言い出したよ」と思われた方。私以外にもそんなことを真面目に考えて実際に本にした方がいらっしゃるのです。 そんな訳で、今回はその本に触…
川端康成先生「少年」の9回目の記事です。 前の記事↓ 川端×清野はR18な関係になりえたか?① - うみなりブログ。 思いの外記事が増えましたが、「少年」関連はとりあえずこれで一区切りかな?と思います。 さて、タイトルのとおりです。未読の方は①をご覧下さ…
川端康成先生「少年」8回目の記事です。 前の記事↓ 川端康成「當用日記」③ - うみなりブログ。 さて、「少年」を読まれた腐女子の方は、川端先生と清野少年の関係をどう思われましたか? 川端先生と清野少年はキスや抱擁はするけど肉体関係はありません。 今…
川端康成先生「少年」の記事、7回目です。 「少年」に関連しそうな記述のみを「當用日記」より抜き出しています。今回は③ですので未読の方は①②からご覧下さい。 川端康成「當用日記」② - うみなりブログ。 中学卒業後の大正6年の日記には関係する記載が見当…
川端康成先生「少年」の記事、6回目です。 「少年」に関連しそうな記述のみを「當用日記」より抜き出しています。今回は②ですので未読の方は①からご覧下さい。 川端康成「當用日記」① - うみなりブログ。 ところで、ここまで川端先生関連の他の本なども読ん…
川端康成先生「少年」の記事、5回目です。 前の記事↓ 川端康成「少年」時系列 - うみなりブログ。 「少年」に関連して、川端先生の「當用日記」を大正四年ころから読んでいますが、川端先生が色々赤裸々に書きまくっているのでとても面白いです。内容はまん…
川端康成先生「少年」の4回目の記事です。 前の記事↓ 川端康成「少年」の登場人物(相関図付き) - うみなりブログ。 気が付いたら「給仕の室」並に記事が増えましたね。「少年」は元々のページ数が多いし、川端先生は関連書籍が充実しているので色々捗るので…
川端康成先生「少年」について、3回目の記事になります。 ※2022.11.1追記して相関図の場所なども編集しました。 未読の方はどうぞ過去記事からご覧下さい。 川端康成「少年」② - うみなりブログ。 「少年」に出てくる日記や手紙には、意外に沢山の人物が名字…
清野少年は小笠原義人さんという実在の人物がモデルで、川端康成先生がまだご存命の時に実際に訪ねた研究者の方がいらっしゃるそうです。その方の本に小笠原さんの写真も載っているらしいので是非とも見たいと思って探しましたが、近隣の図書館には無かった…
今日までに当ブログでは「明治時代の変態SM小説」「R指定の芥川作品」「元エリート軍国少年の赤裸々小悪魔日記」といった文学作品を紹介しましたが、今回が色んな意味で一番まともかも知れません。 以下、BL・同性愛的な話題がNGな方はお気をつけ下さい。
例によって、BL、同性愛的な話題が苦手な方はお気をつけ下さい。
武田一義先生「ペリリュー〜楽園のゲルニカ」(双葉社)という素晴らしい戦争漫画があります。 可愛い絵柄なのに戦争の残酷さや悲惨さがしっかり描かれており、また主人公以外のキャラクターにも感情移入出来るような描かれ方がしていて、本当に素晴らしかった…
して下さいませんか!誰かー!自分で作りたいけど、ゲーム作りのノウハウが全くないので自分で作ろうと思ったら少なくとも10年はかかりそうなのです…! 「給仕の室」のエンディング後はマルチエンディング形式のBLゲームになると思うのです。しかもR18指定で…
さて、とうとう日下諗先生「給仕の室」以外の話もします。「給仕の室」についてはまた別に語ります。恐ろしいことに、3回に渡って割と長文で語りまくった後にもまだ語ることがあるのです…。 今回は芥川龍之介先生「VITA SEXUALIS」「SODOMYの発達(仮)」で…
まだまだ日下諗先生の「給仕の室」について語ります。今回で3回目です。 過去記事を読まれていない方は是非過去記事からご覧下さい。この記事から読んでも意味が分からないと思います。 前回の記事 「給仕の室」の登場人物について(「給仕の室」②) - うみな…
さて、本日も日下諗先生の「給仕の室」について語ります。 前回はこちらから。 日下諗「給仕の室」① - うみなりブログ。 今日は登場人物について。
さて、早速ですが、初期白樺派・日下諗先生の「給仕の室」です。 もう、これを語りたいが為にこのブログを開設したようなものですので、早速語ります。